早稲田大学

情報企画部長
山名 早人

 今日、大学を取り巻く環境は世界レベルでの競争や少子高齢化の加速のように急速に変化してきています。このとき、大学における高度情報化は、質の高い教育と研究を支援するための必須事項となっています。そのため、各大学の情報システム部門には、それぞれの理念に基づく教育と研究の実現にむけて、教務事務や経営支援など多くのシステムの導入と開発に力を注ぐことが必要とされ、先端的な情報技術を活用した斬新な教育と高いレベルの研究を支援する幅広いサービスの提供が期待されています。このことは、スタッフの皆さんに、多岐にわたる視野と本質を見抜く分析力、情報技術に関する新知識とそれらに基づく創造力、さらにはこれを可能にする気力も要求することになるかもしれません。
このような状況において、大学情報サミットは、情報の共有により各校に固有な取り組み方を互いに学び合い切磋琢磨するための最適な場であると考えられます。各校の連携により互いの創意を学んで成長し、それぞれの発展が加速できるようにと、メンバーとしての努力を惜しまないつもりでおります。