第5回 大学情報サミット大会共同声明

目まぐるしく変化する社会・経済情勢に伴い、大学は国際化や社会連携への対応を迫られています。
こうした社会環境の中で、各大学の情報システム部門は、単なる情報システムのインフラ整備に留まらず、情報通信技術を活用した新たな教育手法や、教育研 究を直接支援する仕組み、国際化に対応したシステム、社会との連携を想定したシステムなどの提供が求められています。
このような課題に対応するには、大学個別の取り組みに加えて、各大学の情報システム部門が連携を深めつつ、継続的な活動を展開することはたいへん有力な方策の一つです。
慶應義塾大学・法政大学・明治大学・立教大学・早稲田大学の情報システム部門は、自大学 の情報政策の枠を超えて、広範囲な分野で連携を進めつつ、大学および社会全体の発展に貢献するために、「大学間連携による教育研究の活性化と社会貢献」、 「人材交流による次世代の育成と組織活性化」を目的として活動していくことを共同で宣言いたします。

一、幹事会・勉強会および所長懇談会を定期的に開催し、大学情報サミット参加大学間の教育研究に関する連携を深めていきます。
一、大学情報サミット参加大学教職員による人材交流を行なうことにより各大学における情報関連組織の活性化をはかります。
一、情報通信技術を活用した教育研究基盤の共同研究を実施します。
一、学生、教職員、卒業生に対し、情報通信技術を活用した共通サービスの実現を目指します。
一、大学情報サミット大会を開催し、活動成果を広く一般に公開します。

2011年12月5日
大学情報サミット参加大学一同