インフォメーションテクノロジーセンター所長
泰岡 顕治
慶應義塾インフォメーションテクノロジーセンター(ITC)は、慶應義塾に必要な情報基盤を効果的に提供することによって、慶應義塾の教育・研究の発展および慶應義塾の円滑な運営に寄与することを目的としています。情報化に関する中長期ビジョンの策定と実施のほか、
広帯域なネットワークや無線LANの提供はもとより、クラウド環境によるサービスの効率化、複数のサービスで利用可能な認証基盤の整備など、常に最先端の環境を提供することが要求されています。
コロナパンデミックにより、社会は一気にIT化が求められ、大学においてもITを用いた教育が基本となりました。また、DX推進のもとに法人の運営においてもIT技術を用いた経営が求められています。そのような中で、共通の課題を持つ複数の機関が連携して協力しながら学生・教職員の満足度を高めていくことが有効な手段であると考えています。
大学情報サミットは、こうした連携の場として重要な役割を担っており、参加する大学相互の情報交換と連携により、大学としての情報環境を、より高度で安心安全な情報サービスの実現へ向けた足がかりとして機能しています。これからも連携を深め、より高度で洗練された大学における情報空間の提供につながっていくことを大いに期待しています。